わんわんわんくぅーん

タイトルは暫定的

救世主になれなかったファンのお話

私は二階堂高嗣くんを担当しています。いました。
二階堂担降りたいと思ったことがないと言ったら嘘になるけど、降りたいと言うよりは降りるべきなんじゃないかと今は感じています。いや、もう限界なのかもしれない。

自分を正当化するつもりはないので先に明かしておくと、二階堂くんの他にも推してる存在がいます。今更何を言っても、結局他の人に心奪われたからだと言われればそれまでです。

この期に及んで二階堂くんのどこがダメだとか運営がどうだとか言いたくないのでそこには極力言及しません。極力。

今までただただ二階堂くんを追いかけて走ってきたから、自分自身が何を感じてきて今何を思っているのか、辿ってきた道も進んでいく未来も何もわからなくなってしまった。

ていうかキスマイ自体が迷子じゃない?

私はもやもやしたまま新年を迎えたくはないので、一度立ち止まって気持ちを整理してみようと思います。

…とか言ってこの文書は既に秋口から何度も何度も編集を繰り返してるんだけどね。

 

 

 

 

 

安心とかじゃない。それよりも身につけて安心するものは腕時計。

大事な人から頂いた特別な腕時計。自分の支えになってる。

 

 

 

 私は以前よくしてたオメガスピードマスタープロフェッショナルの方が圧倒的に好きです。私が好きだった二階堂くんにとても良く似合ってた。

私にとって二階堂くんの右手首に光る高級腕時計は、とてもとても重たい鎖にしかみえないけど、彼はきっとその高級腕時計をくれた人のようになりたいんだろうなって、二階堂担ならだれもが気が付いてると思います。

それがただの憧れならば、その人が二階堂くんから離れてくれたら、私が好きだったオメガスピードマスターをしてた頃の二階堂くんが戻ってくる、そう思っていました。

でも、二階堂くんにとって特別なその腕時計が支えだというのなら、その人はただの憧れではなく彼にとって救世主なのかもしれない。 そして、もしもその人が二階堂くんの救世主なら、その人が二階堂くんの元を去ることで、彼はきっと悲しむし、傷つくかもしれない。

こんなことになって、今でも好きだなんて言えないけど、二階堂くんには幸せで笑顔でいて欲しいです。

二階堂くんの笑顔が好きだったから。

誰も二階堂くんを傷つけたり裏切らないで欲しい。

だけどその人は私にとって私が好きだった二階堂くんを奪った人でもあって、同時に二階堂くんが大切にしているその人から離れることも願わずにはいられないのです。

 

それがシナリオ通りだったかどうかは置いといて、私たちから見える部分でユニットをプロデュースし楽曲やレギュラー番組を与えてくれたその人は確かに救世主なのかもしれません。(私にはとんだ茶番にみえたけど)

あの頃の二階堂くんは後列から救いだしてくれる誰かを必要としてたのかな。

私は二階堂くんの救世主にはなれなかった。

無力なオタクの分際で出来ることなんて無かったかもしれないけど、私が敏腕プロデューサーだったら職権乱用して月9に二階堂くんを主演でキャスティングできたかもしれないし、あと1枚でも多く二階堂くんの個人盤を買って需要アピールしてたら、二階堂くんは後列じゃなかったかもしれないし、もっと上手に言葉を紡げたらファンレターでも書いて寄り添ってあげられたかもしれない。

そしたら、二階堂くんはもう少しファンを信用してくれてたかもしれない。

二階堂くんがファンレ読んでるかどうかは知らないけど。

でも私は何一つできなかった。

だから私にその人を否定する権利はありません。

私は二階堂くんを救えなかったしその人は二階堂くんを救えたから。

 

 

 10年以上ジャニオタやってきて初めて自担のやりたいこととファンとして求めることの不一致を感じました。そんなこと考えたこともなかった。

何かを求めるというより提示されたものを受け取って楽しむものだと思ってたのに、大きなズレを感じたことによって実は理想とするアイドル像が自分の中に存在したという事実に初めて気が付いて驚いたし、そんな自分が傲慢な気がした。

 二階堂くんは私が望むようなアイドルにならなくて良いのです。

そして私も望まない二階堂くんの姿を受け入れられなくても別にかまわない。

私が好きになった20歳のアイドルだった二階堂くんは27歳になったし私も7つ歳を重ねた。

その間に二階堂くんは大人になって私も変わってしまった。

変わらないものなんてないんだってわかってはいるけど、変わらないものだと思ってた。

 

 

 

二階堂くんが好きだったよ。

もう何年もしんどいことの方が多かった気がするけど楽しいことも沢山あった。

緑色に染まるドームはとても美しかったし、緑色の光に包まれる二階堂くんの笑顔を見られたこともその光のひとつだったことも本当に本当に嬉しかった。

たとえそれが私の望まない姿だったとしても、二階堂くんが思い描く自分になるためのチカラになりたかった。

私なりに精一杯で向き合ってきたからちょっと疲れてしまった。

ほんの少しだけお休みしたいな、なんて思うけど休んだらもう戻れないのかもしれない。

私1人いなくたって二階堂くんのファンはたくさんいるけれど、こういう時に自分を大勢の中の1人だと言うのは言い訳でしかない。

正直、今でも二階堂くんを全力で担当してる方が羨ましいです。
2年越しのアルバムリリースもユニットの結成4周年も一緒に喜んであげたかった。

希望が叶って良かったね、とは思うけど私自身は喜べないでいる。

もちろんすべては私次第で、もっと前向きに受け取ることができたらなんだって楽しめたんだけど、自分でもコントロール出来ない感情ってあるんだね。

 二階堂くんの思い描く未来を一緒に夢見てあげられない私は、たぶんもう二階堂くんを担当してるとは言えないんだろうな。

 

 

 

私は二階堂くんのファンでいた間に、二階堂くんになにかしてあげられたのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞祭組爆発しろ。